旧笹神村の五頭山への道中にある優婆尊です、大きな杉の木が拝殿を取り囲んでいます、五頭山登山をする方は勿論おなじみのことでしょう。 この様な田舎に大きな拝殿が有ることからするとよほど信仰され又財力が有ったんだなと想像しています。 因みに優婆尊に近いと思われる「奪衣婆」をネットで検索してみました。 ウィキぺディアフリー百科事典より 懸衣翁(けんえおう)とは、死後の世界の三途の川のほとりにある衣領樹(えりょうじゅ)という木の上、または川辺にいる「奪衣婆」の隣にいるといわれる老人である。 「奪衣婆」と共に十王の配下で、「奪衣婆」が亡者から剥ぎ取った衣類を衣領樹の枝にかけ、その枝の垂れ具合で亡者の生前の罪の重さを計るとされる。 罪の重い亡者は三途の川を渡る際、川の流れが速くて波が高く、深瀬になった場所を渡るよう定められているため、衣はずぶ濡れになって重くなり、衣をかけた枝が大きく垂れることで罪の深さが示されるのである。また亡者が服を着ていない際は、懸衣翁は衣の代わりに亡者の生皮を剥ぎ取るという。
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