今日はにいがた意欲ある住まいつくりの会の「木の講座」が柏崎で開催されました、講師は地元の(有)荒川製材所 代表の荒川洋一さんでした。 大変興味を持ったのは木の伐採は新月に行えばその木は、朽ちかたやカビなどに大きな効果があるとのこと、またこの度伊勢神宮の遷宮で神殿に使った檜の伐採も新月切りだったとのことでした。 要約すると木は新月の次の日から活動が活発になり満月までは活発な状況だそうです満月を過ぎたら伐採するらしいのですが厳密には月が下弦から新月までの4分の1の期間が理想とのことでした、木の旬月(切るに適した月)は9月から2月)が有効だそうです。 また荒川さんの山で実際の杉の立木の伐採体験や葉枯らしと言い、杉は伐採後約3か月以上伐採場所で枝を残し葉をからして乾燥させるとのこと、その後さらに丸太や製材後天日乾燥を2年から3年乾燥させれば理想の材料が取れるとのことを教わりました。ただ機械乾燥が主流の今そのような理想を実現させる製材工場が新潟県でどこまで普及するのかが課題だと思いました。 帰る時に荒川社長に木材業界としてぜひ普及に取り組んでほしいものですと要請してまいりました。
, 上の写真は新月伐採の杉板を指のリングでそのパワーを確認中
,
,
上の写真は旧西山町の妙満寺裏山で樵体験と葉枯らしの状況最後に記念撮影です。
|