*--後藤直の趣味のブログ--*


2012年02月の日記

富士山(仮題) その3    作者「安達光嶺」作者判明

今年の1月3日に「光嶺」作者不明で作者の情報お分かりの方おしえて下さいとの事で掲載しました。
実は先日此の作者は「安達光嶺」で名古屋市の出身で堂本印象の門弟で文展系に出品とのご連絡をご丁寧にも京都から頂きました。
今日はそのお話をご紹介します。
ご連絡を頂いた方は画家の「安達光嶺」におばさんが嫁がれておられたとのこと、ただなんらかの事情で「光嶺」とはその後に離婚されたとの事。
しかし「光嶺」の作品はその様な御縁のおばさんの手持ちの作品があり、その後作品を引き継いで今も手元にあるとの事。
更に、お話は先日亡くなられたおばさんの法事がありました。
縁者が懐かしく集い一時でも御縁のあった「光嶺」の事や現在手持ちの作品の話など話題になりました、ネットで後藤さんのブログで「光嶺」の富士山を見るきっかけに成ったのですと言う事でした。
後藤さんが「光嶺」の情報を求めている事これも故人の(おばさん)が御縁でお互いが情報交換のできる事になった事などなど
電話での初対面?ですが、エピソードを交え臨場感のある貴重な話題をおしえて頂きました。
この広い日本、誠に素晴らしく有難い御縁があったのです。
2012年02月29日(水)   No.813 (私設絵画館)

天神様    
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私の育った新潟市秋葉区(旧新津市は)2月24日前夜祭〜2月25日に
それぞれの家庭で天神様をおまつりします。
松竹梅を飾り、なぜか猫柳も生けます待ちどうしい春に先駆けて花を付けるのが猫柳だからなのかな?なんて思っています又不思議な事に線香花火をするのです。
私たちには、線香花火は夏のものではなく、むしろ冬のものだったのです。
ふしぎな習慣ですね、冬の夜をせめて線香花火で明るくとのことでしょうか
今でもあるのでしょうか天神様や牛・松竹梅を型にはめた粉菓子です。
幼い頃は、兄弟でくじ引きをして、天神様の菓子をもらえる権利を競ったものです。
久しぶりに実家に顔を出しましたら、天神様が飾ってありました。
そういえば此の天神様は今から30年ほど前に、当時のものが、ぼろぼろになったので、私が模写したものなのでした、それでも飾っていてくれたんだなと嬉しい気分になりました。
2012年02月28日(火)   No.812 (スケッチ)

五十嵐道雄 水彩画傘寿記念展(H24年2月1日〜29日)

今日は五十嵐道雄氏の傘寿記念展の紹介の最終とします。
写真は「佐々岡城祉」だそうです遠方の五頭連邦の雪景色と、日差しのまぶしさが爽やかです。
2012年02月27日(月)   No.811 (私設絵画館)

五十嵐道雄 水彩画傘寿記念展(H24年2月1日〜29日)

写真の絵は旧豊浦地内の本田という村だそうです、10年ほど経つそうですが。
此の絵を大きく描き直して日本水彩画展(中央展)に出品した時の原画との事でした。
2012年02月26日(日)   No.810 (私設絵画館)

五十嵐道雄 水彩画傘寿記念展(H24年2月1日〜29日)

北区白新町(旧豊栄)で
五十嵐道雄氏の 水彩画傘寿記念展(H24年2月1日〜29日)が喫茶アップルにて開かれております。
案内を頂きましたので、足を運び見せて頂きました。
作家ご本人から、親しくお話をお聞きすることが出来ました。
写真は五十嵐さんが10年ほど前に福島潟を描いたものですが、五十嵐さんにとっては最後の福島潟の絵だそうです。
福島潟も整備されすぎて自然の状態とはいえなく、又漁をする人もいなくなり良き時代の福島潟も此れが最後とのお話でした。
2012年02月25日(土)   No.809 (私設絵画館)

やはり今年は大雪です。
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角館ではありません。同じ江南区の旧亀田地内のお宅です。
私のお客様を表敬訪問した処です。
前庭は雪でどっさりです、お孫さんの為に「かまくら」が掘ってありました。
角館を思わせる黒塀と玄関先のしだれざくらは春は遠くまだ雪の中です。
2012年02月24日(金)   No.808 (散策)

やはり今年は大雪です。
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私の小さな庭も雪でいっぱいです。
毎日やってくる、ひよどりです。
2012年02月23日(木)   No.807 (独り言)

円山冨男遺作展            (能面作家)

「翁面」
故「円山冨男氏」の能面のご紹介も此れが最終です、此の翁面も丸山さんから頂いた物の一つです。
能や謡の知識があるわけではない私が観賞するには専門知識からではなく、感覚的な見方しか出来ません。
でもやはり「人」が造ったものを感じるという受け取りかたで観させて頂きました。 
2012年02月22日(水)   No.806 (私設絵画館)

円山冨男遺作展            (能面作家)
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円山冨男遺作展のご紹介も此れくらいと思っております。
この般若面は円山さんのお嬢様から頂いた内の一つです。
般若は怖い形相ですが、私が今までにご紹介した民具民芸面から比べると、
さすがに能面だと思います、怖い顔でもなにか雅さを感じる事が出来ると私なりの解釈で楽しんでおります。
2012年02月21日(火)   No.805 (私設絵画館)

円山冨男遺作展            (能面作家)

黒式尉(こくしきじょう)三番目に舞う翁の意みだそうです。
縁起のいい舞いだそうです。

2012年02月20日(月)   No.804 (私設絵画館)

円山冨男遺作展            (能面作家)

今日は恵比寿・大黒です2月9〜10日に私の持っている恵比寿・大黒をご紹介しましたが,それはあくまで郷土芸能のお面だと思います荒削りとでもいいましようか大衆の味です。
それはそれで私の好みでもあるのですが。
能面はこの様に、雅さや繊細さがあります、手もかかっている事が分かります、その違いを確認しながら観賞しました。
2012年02月19日(日)   No.803 (私設絵画館)

やはり今年は大雪です。
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なかなか雪の目途が立たない様です、いい加減にしてほしいという気持ちです。
今朝雪かきをしながら改めて雪の多さにビックリしました。
この近辺でこれだけですから山手は大変なんだろうなと、
雪かきのせつなさを実感している処です。
2012年02月18日(土)   No.801 (独り言)

此れ又ビックリ!  星野健司(不可思議の森101点)
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江南区のMスタジオの庭とギャラーリーです。
庭のモニュメントは先日(1月20日)も紹介しましたが、ギャラリーの絵も又ビックリするような絵ばっかりです、やはり彫刻家ということで、立体にする事をイメージしての発想なんでしょうか不思議な世界です。
2012年02月17日(金)   No.802 (私設絵画館)

ランプと水差し         (新潟テルサ水彩画教室)

ランプと水差しです、トルコ製だそうです。
いつもの様にさほど気にしないで教室の長テーブルの上に置いたモチーフをどの様に絵にするかが今回の課題だと、自分なりに解釈しました。
バックにラクダのポスターを配置することで、エキゾチックな感じが少しでも出せればと思い、描いてみました。
2012年02月16日(木)   No.800 (スケッチ)

円山冨男遺作展            (能面作家)

「おたふく」いかにも福副しい顔になっています。
その原点は「アメノウズメ」や「おかめ」とつらなっている様に聞いております。
2012年02月15日(水)   No.799 (私設絵画館)

円山冨男遺作展            (能面作家)

「おおべしみ」NO2「べしみ」とは口をへの字に結んでせいっぱい顎に力を入れて膨らました形相の顔だそうです。
鬼神系で能では天狗として用いるとの事でした。
2012年02月14日(火)   No.798 (私設絵画館)

円山冨男遺作展            (能面作家)

この能面だけには名前が付いていませんでした落ちたみたいでした、どなたかのお話ですが
「おおべしみ」かな?とのことでした「べしみ」とは口をへの字に結んでせいっぱい顎に力を入れて膨らました形相の顔だそうです。
鬼神系で能では天狗として用いるとの事でした。
これも、もしかして私の聞き間違いでしたらゴメンアサイ。
2012年02月13日(月)   No.797 (私設絵画館)

円山冨男遺作展            (能面作家)

昨日の続です、円山冨男遺作展の出品作品です、雷(イカズチ)です。
2012年02月12日(日)   No.796 (私設絵画館)

円山冨男遺作展            (能面作家)
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円山冨男遺作展 円山さんは、鉄道郵便局に勤めておられたそうですが、
20代から能面を造り続けて来られました。
このたび江南区の木津のギャラリー小阿賀で能面・仏像丸山冨男遺作展として新潟日報の案内蘭から、見て来ました。
私もご存命の時に円山さんの娘さんを介して能面を頂いた経緯もありましたので、のちほどそれはご紹介致します。

まずは遺作展で私が一番気に入った順からご紹介します、(不動明王)です。
お好きな人はぜひ皆さんも足を運ばれて下さい。
2012年02月11日(土)   No.795 (私設絵画館)

恵比寿様            郷土民芸面

昨日は大黒さまでした,
今日は恵比 寿様(事代主の命)です。
「事代主」と{タケミナカタ(諏訪神)}は兄弟で(大国主の命)の子供にあたります。地上の国を親子兄弟が協力し合って治めていたと、私はイメージするのです、ところがあるときとんだ問題が持ち上がります。
天井の神様(アマテラス)は地上世界の征服を計画していたのです。
派遣された武神の{タケミカズチ(鹿島神宮祭神)}と
{フツヌシ(香取神宮祭神)}は大国主の命にたいして、「この地上世界を天井世界の神に譲れ」と迫 りました、大国主は「二人の跡継ぎと相談する」と、答えました、兄の事代主はあっさりと承諾しその後に、海に身なげした様なのです?、弟のタケミナカタは、「なにを言うか、力比べだ」とタケミカズチと力比べをしましたが、かなわず、負けて降参しました命ごいをして諏訪にこもるとの約束で一命は助けてもらいました。結局のところ大国主は出雲に大きな社殿を造ってくれたなら私は退きます、との事で国譲りを承諾したのです、つまり私は彼は死んだのだと思います。
此の話からイメージすると日本はどこかの国に征服されたとも考えられませんか?とにかく、とんだ災難がふりかかりました此れにより天井世界から地上世界を治めるために派遣される神様がアマテラスの孫の二二ギが任命され地上世界へ降り立ちます天孫降臨です、そうですその時に出迎えた地上神が先日紹介しました{猿田彦(天狗)}だったのです。この様な悲劇の神様が恵比寿大黒として、私たちには笑顔で縁起の良い神様なのです。人によっては此の二人の恵比寿・大黒は本来大陸の神様が日本に伝わり、日本の神話と重なって今の様なイメージにつながったとの解釈をしているようです。私たち日本人には商売繁盛など縁起のいい神様が、こんなに辛く悲しい経歴とは、私はジーンときてしまいます。
2012年02月10日(金)   No.794 (がらくた談議)

大黒様              郷土民芸面
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「大黒様」です稲葉の白うさぎの話などからやがて敵対する異母兄弟神と対決する事になるのです。
この国の主で「アマテラス」の弟の「スサノヲ」のもとへ行った「大国主」はその娘「スセリ姫」の心を射止めます、「スセリ姫」の協力によりその試練をクリヤーすることが出来ました、でもその試練はなかなか終わりません、遂に「スサノヲ」より奪った剣と弓矢を持って逃げきるのですが、その時に持ち逃げを容認した「スサノヲ」はその剣と弓矢で異母兄弟神を倒せと言ったのです。助言どうり剣と弓矢で兄弟神に勝つことが出来たのです。
そして出雲の海辺で「大国主の命」は海の向こうからやって来た「スクナヒコナ」と出会うのです、この「スクナヒコナ」と共に、この国の国造りを行う事が出来ました。
つまり天井神の「スサノヲ」より地上神の「オオクニヌシ」がこの国の支配者として認められたのではないでしょうか。つまりオオクニヌシが国王です。
我らの郷土、越の国から「ヌナガワ姫」を妻向えます、二人の間に生まれた子供が「タテミナカタの神」(諏訪神)とも言われるのです。
2012年02月09日(木)   No.793 (がらくた談議)

天狗面  その3      神楽面   
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昨日に引続き天狗面(その3)です。
乾漆面です。
2012年02月08日(水)   No.792 (がらくた談議)

天狗面  その2          郷土玩具面
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昨日に引続き天狗面(その2)です。
素材は石膏です。
2012年02月07日(火)   No.791 (がらくた談議)

天狗面            郷土民具面
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今日は天狗面です、真っ黒な一貫木で出来ています、実は面と言ってもかぶる様に裏が彫り込んでありません、つまり壁掛けの縁起物かもしれません。
天狗様の本名は「猿田彦の命」、天孫降臨の時に地上神として
山の上で「ににぎ」一行を待ち構えて先導役を果たした神様なのです。
又後に「アマテラス」が岩戸隠れをした時に、ダンスを踊って功績のある「アメノウズメ」といっしょになり、伊勢で芸能の神様の祖になった(ひょっとことおかめ)という話をどこかの本で読んだ様な気がします、しかし私も確信が有りません。
天狗は特殊な蓑を着て、八つ手の団扇を持ち術を使います、スパーマンとして幼小時代の私には夢を与えてくれました。
又鞍馬山の天狗は義経に剣術を教えたり、鞍馬天狗は幕末を舞台にして活躍をしました。
今現代の混迷期だからこそ「天狗」の出現を期待しております。
ヒョットして橋本大阪市長が天狗の様な活躍をしてくれるのか?
2012年02月06日(月)   No.790 (がらくた談議)

 冬野菜       「新潟テルサ水彩画教室」にて

今日は新潟テルサ水彩画教室の23年度下期4枚目の課題の冬野菜です。
いつもの様に教室の長いテーブルに無造作に置いた冬野菜を絵にする、それをどうするかが、訓練でだと思って描きました。
2012年02月05日(日)   No.789 (スケッチ)

「鬼の面)」「手力男の命」?    郷土民芸面

昨日は節分でした、豆まきをした人も多いと思います、写真は今日の新潟日報朝刊一面の三条市「本成寺」の豆まきの記事です二人の鬼に抱かれた赤ちゃんの泣き声が聞こえて来そうでです。

上の写真は鬼に見えますか?角が有りません、私は「手力男の命」として見立てております、鬼より縁起の良い神様のほうが気持ちが違います御利益があります様に。
2012年02月04日(土)   No.788 (がらくた談議)

思兼の命?(仮定)         郷土民芸面
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今日は木彫りの民具面です、髭の穴があけてありますごらんの様にまだ髭が取付て有りません。
未完成なのでしょうか?作者はこれでいいやと思ったのでしょうか?
でも私は大変味のある面だと思っています、お気に入りなのです。
口をしっかりと結んで渋い顔です、目は困ったような感じの顔からすると
私の勝手な想像ですが「思兼の命」をイメージしてしまいます。
皆さんは如何お思いですか。
私はせっかくならば、縁起の良い神様に見立てて少しでも御利益が有ります様に。
2012年02月03日(金)   No.786 (がらくた談議)

手力男の命         神楽面

昨日は「思兼の命」でしたが、今日は「手力男の命」です。
「アメノウズメの命」のダンスによって賑やかな外が、大変気になりだした
「アマテラス」が外の様子をそっとのぞき見しました、その瞬間です怪力の「手力男」が戸の隙間に手を入れて岩戸を外し、遠くへ投げてしまったとのことでした。
世界は今までどうりに光を取り戻す事が出来ました、神話の世界もいいものですね。
2012年02月02日(木)   No.785 (がらくた談議)

思兼の命             神楽面

この面はヤフーオークションにて求めました、青森県の旧家の天井付近にお守りとして飾られていたものとの事です。
立派なガラスケースに納められていたため新品と同様の状態でした、ただケースから外すのにリスクが有るという事で面の詳細は不明とのことですが、その分、幸いに無競争にて安価に入手することが出来ました。
この面を見て私は「思兼の命」と直感しました、そのわけは地方によっては建前の着手時にこの神様の下、手斧はじめとして安全祈願の風習のあるところもあるとの事です、又完成後は無病息災を祈願して「思兼ねの命」を家のお守りとする処もあるとの事からです。
面が届いたときに上手くケースから取り出す事が出来ました、面の裏を確認しましたが当たりです、「思兼の命」でした、やっぱりと大喜びでした。
神話の世界ですが、この神様はアマテラスが岩戸かくれをしたときに、アマテラスが岩戸をあけてどの様にして、以前の状態にするべきか、この神様がリーダーの役割を担いながら解決に尽力されたえらい神様だったのです。
そうですそこで「アメノウズメの命」が岩戸の前でオッパイをフリフリして踊ったとの事で解決のチャンスが出来たのでした。
2012年02月01日(水)   No.784 (がらくた談議)

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