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, 今から20数年前に水原の骨董屋から求めたものです。 胴廻りはチョコレート色のき地に櫛目模様が手際よくさわやかでした、 口の部分が黒い釉薬のまだらになって垂れている感じが何とも言えない魅力だったのです。 ところが数年経った、ある夏の日曜日暑い日でした、昼寝をして目を覚まして此の徳利を見たとたんです。 なんと突然口造りの処の色ハゲに気が付いたのです、ビックリして良く見ると口の部分が割れて補修をした後だったのです、暑さで色がただれたみたいでした。 そんな事も知らずに当時はバブル期でした、サラリーマンだった私はボーナスを当てにして手に入れた物だったのですが、すでに購入した骨董屋さんはもうありません。 「ヤラレター!」しばらく見るのも嫌だったのです、その後時間が経過してこうして飾るとなかなかいい感じなのです。 先日テレビで言ってました、人間の脳はいやな事は忘れる様に出来ているそうなんですね。 実は似た様な事が此れを含めて7回くらいあります、3個は返品に応じてもらいましたが後はダメ出した、骨董屋さんのモラルの問題ですね。 モラルといえるかどうか話題が違いますが、今日のNHKテレビ「ニュースふか読み」での話です、郵便貯金は満期に成って20年以上経過すると自動的に権利が無くなって国が頂くのだそうです、又銀行は10年間出し入れの無い通帳のお金は以前から銀行が利益として頂いていたんだそうです年間約500億円も。それを今度はお国が使いたいのだそうです。お国は消費者保護の精神を唱えておいて「チャッカリしているなー」が受けた印象です特に郵便貯金はダイレクトです。ひょっとして裏社会の人からは「俺よりすごい!」なのではないでしょうか?消費者保護の精神があるのなら500億円を半減の250億円運動でもして注意喚起の指導を銀行にするのが先にやる事ではないのでしょうか?チャッカリもらうなんて忘れ物や落し物なんか警察に届け出ないようなモラルの国になりますよキット、もっともすでに今の日本はその様なモラルの国に落ちてしまった様です。
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